ぽわっとざれごと。

文章力0!!思考力0!!( ᐛ👐) 

生き方に普通も正解もない。

あなたは、普通の生き方と言われて、どんな人生を想像しますか?

生まれてから、幼稚園や保育園、小学校、中学校、高校、大学や専門学校、就職…そこから定年になるまで働くことでしょうか。

今の時代、上記のような生き方が最も良いとされているような気がします。では、その生き方から外れてしまったら、普通ではなくなってしまうんでしょうか?

 

私は、高校までは普通の人生を歩んでいました。きっと、これからも、なんだかんだ普通の人生を送るんだと思っていました。だって、今までどうにかこうにか普通の人生を歩んでこれたから。

そのまま専門学校に進学した私は、コロナ禍で自宅待機になり、2ヶ月分くらいの課題がドサッと出され、その間にバイト先も多忙になり、人が足りず毎日のように入っていました。課題なんてやる暇もない日々でしたが、どうにかなるんじゃないかなと思っていました。今までのように。

ただ、そんなに世の中甘くないよね。前期のテストまでに、課題等のノルマをクリアしないとテストを受ける権利が得られないんですが、私はそのノルマをクリアできませんでした。

つまり、それは留年を意味していました。

でも…、こんなこと親に言えるわけない。私は親のことを好きではないけれど、それ故に親の気分を害してしまうことをしたくなかった。私の立場が下がってしまうことを避けたかった。

だから私は行きたくない塾にも行って、それなりに勉強して、それなりの高校に進んで、親の顔色を見てやってきたつもりでした。

専門学校に進んだのも、親の顔色を見て選んだことでした。高校時代の私は、なんにもしたいことが見つからなくて、とりあえず進学しておかないと怒られると思ったから、専門学校に進むことを決めました。

そんな親の顔色しか見てこなかった私が、学校を辞める…、辞めたいなんて、言えるわけがありませんでした。

だから、私は途方に暮れて、死ぬことばかりを考える日々を送りました。もう課題が終わるわけもないし、留年も確定しているけど、そのことを隠しながら学校に通う日々は、生きた心地がしませんでした。

私がどうやって行方をくらまして、どうやって死のうか考えていた時、当時付き合っていた人が異変に気付いて、私の家までやってきて、話を聞いてくれました。

その時の私は死ぬことしか考えていなかったから、説得されても暴れていたし、車で話し合いをしていたけど脱走も試みました。完全に自暴自棄になっていました。

結局、彼が私の親に辞めたい旨を伝えてくれることになったのですが、その場面に私もいました。

親には辞めたいことや課題が終わっていないことなど、全て隠していたので、それらを聞いた時には驚いたような顔をしていた気がします。そして、こう言いました。

「他の人が(課題を終わらせることを)出来ているんだから、出来ないのはねぇ…。今からでも間に合わないの?頑張れないの?もうちょっと頑張ってみようよ!」

その時の私にとって、この言葉はすごくすごく苦しいものでした。

親にとっては、励ましの言葉だったのかもしれません。励ませば、まだ間に合うところにいるんだと思ったのかもしれません。でも、とっくにそんなところから離れてしまっていた私にとって、その言葉は自暴自棄になっている私を促進させるだけの燃料でしかありませんでした。

 

親に伝えたくないことを伝えた次の日には、学校を休んで引きこもるようになっていました。

親も感情の整理が出来ていないのか、優しく私に学校を辞めることになった経緯を聞いてきたり、時には他の人と比較して私を罵るような言葉をかけてきたりしました。

私は情緒が安定していなかったので、よく泣いていて、まだ死ぬことを考える日々を送っていました。

きっと私は、もう普通の人生を歩むことは出来ないんだ…。親から卑下されて生きていくんだ…。死んでしまった方がマシかもしれない…。これからの人生に希望を見いだせない…。マジ無理スプラトゥーンしよ…。(?)

脳内はこんな感じでした。笑

 

それから正式に学校を辞める手続きをして、とりあえずニートがまずいことくらいは理解していたので、以前からやっていたアルバイトを集中してやるようになりました。

高校時代から続けていたアルバイトだったので、それなりに仕事も認められていて、着々と立場をあげることに成功しました。

ネットでゲーム友達を作るようになったのはその頃くらいでした。

やはり、私は自分がフリーターであること、自分が普通の人生から道を外れてしまったことにコンプレックスを持っていました。それは仕方がないことなので、周りの人に言って、そんな自分でも認めてもらいたかった。どこかに居場所が欲しかったんだと思います。

でも、馬鹿にされてしまうんじゃないかと思うこともよくあって、不安でいっぱいでした。

そんな中で、1番最初に遊んだネットの友達は、私がフリーターであることを言っても、普通に接してくれました。それが、心底嬉しかった…。

それから、遊ぶ人に今何されてるんですか?学生?と聞かれても、「あぁ〜…バイトしてます!!」と言えるようになりました。それを伝えても、私の周りは良い人ばかりで、馬鹿にしてくる人はごくわずかだし、差別することなく一緒に遊んでくれる。中には、専門学校を辞めてフリーターになったことがある、同じ境遇の歳上の方が話をしてくださったり、フリーターの私にでも”頑張ってる”と言ってくれる人もいました。

色んな人の話を聞いていて、私は普通の生き方ってなんだったんだろう、と思うようになっていました。もちろん、最初に述べたような生き方もとても立派だと思います。ただ、それだけが全てじゃないし、その生き方をしている人の方が少ないんじゃないかって。

私は、学校をやめたときにどこで間違えてしまったんだろうと思ったけれど、実は正解なんてなくて。選んだ道が合わなかったり、タイミングもあって。そんなに落ち込むことでもないから、今は前を向いて生きてみようかなと思うことが出来ています。

生き方に普通もないし、正解もない。犯罪を犯すことは例外だけど、そんな人でも更生する機会が与えられてる世の中で、私って実はまだまだチャンスが与えられてるのでは!?

むしろ、人生なんてみんなそれぞれ。自分だけの人生を、それなりに楽しめたらそれでいいのかな、なんて。

学校を辞めたり、仕事を辞めたり。それを失敗と思う人もいると思うけれど、その選択を正当化して、前を向くことがいちばん!下ばかり向いていると、なんにも出来なくなってしまうから…。

こんな馬鹿でも今日も元気に生きているから、みんなが辛いことに直面しても、前を向いて幸せに生きていけることを私は祈っています。

 

そんな馬鹿は、コメダ珈琲で美味しいご飯を食べて幸せです。今日も元気!